磯部温泉まつり2019レポート:灯篭流しと仕掛け花火

8月14日〜16日、今年も無事に磯部温泉の夏祭りが開催されました。

磯部温泉まつり3日目、8月16日のメインコンテンツは「灯篭流し」と「仕掛け花火」。どちらも碓氷川沿いで開催されるイベントです。

節目にふさわしい2つの催しについて、前回に引き続きフォトレポートの形でお伝えいたします。

各々の願いを碓氷川に託す、幻想的な灯篭流し

15日の打ち上げ花火とは打って変わって、落ち着きのある雰囲気でスタートした灯篭流し。家内安全、先祖供養など、近辺で暮らす人々の想いを乗せた灯籠が点火されてゆきます。

 

磯部の灯籠流しは、スタッフによるバケツリレー方式で流されます。安全第一です!

 

碓氷川に到着した灯籠が、ひとつひとつ流され始めました。

カラフルな灯籠が川をゆらゆらと流れていく様子は、まさに幻想的の一言です。

働き盛りの若者が地元に帰るタイミングのひとつであるお盆。こういった節目のイベントがあると、気持ち新たに人生を送ることができそうです。

地上から湧き上がる仕掛け花火の光

灯篭流しが一段落すると同時に、仕掛け花火が登場。

地面を切り裂くように吹き上がる強い光が視界を覆い、碓氷川を照らします。

仕掛け花火にはいろいろな種類があり、こちらは花火が噴射するときの推進力で回る回転物。動きがあると俄然迫力が出ますね…!

 

水平に回るものもあります。火花を散らしながらグルグルと大きく円を描いていますが、どうやって作っているのか全く検討がつかないです……

 

フィナーレはナイアガラの滝!流れ落ちる火花が川面に映り込み、うっとりするような光景が広がります。

ひと夏の締めくくりにピッタリな、情緒ある仕掛け花火。

大人の夏の過ごし方ができる磯部温泉まつりは例年8月14〜16日開催です。

花火ギャラリー

この記事を書いた人

市根井

群馬県出身・在住。小さな地域編集プロダクション、合同会社ユザメ代表。
地域の持続と豊かな暮らしのために走り回っています。