後半【ツルツルになる美人の湯】磯部温泉の「お湯」に気付く

皆さんこんにちは!横山小夏です。
前回に引き続き磯部温泉の「お湯」についての後半です。
よろしくお願いします!

磯部温泉にあるお宿の「お湯」に注目してみました。

取材にお伺いさせていただいたのは2021年4月上旬。

磯部の桜は満開でとっても気持ちのいい土曜日でした。

後半の今回も3つのお宿を紹介します。

磯部ガーデン舌切雀のお宿

お話をお伺いしたのは、

磯部ガーデン舌切雀のお宿 執行支配人の小泉淳さん。

エントランスに入ると、豪華な季節の飾りと中庭に目を奪われる
舌切り雀のお宿 磯部ガーデンです。

磯部ガーデンホテルのお風呂は1階・2階に1ヶ所ずつ。

1階:楽水の湯
男女それぞれ内湯2つ、露天風呂3つずつ。

露天風呂は岩風呂・樽風呂・庭園風呂とバラエティ豊かなお風呂を楽しめます。

2階:楽山の湯
男女それぞれ内湯1つ、露天風呂1つ、サウナ1つずつ。

内湯も窓が広いため、昼間は眩しいくらいの陽の光が入ってきます。
夜の露天風呂は静かな空気の中に湯や川の水音、季節によってさまざまな音が聞こえてきます。
時間帯によって異なる解放感が楽しめるお風呂です。

取材メモ

・脱衣所も浴場も広々としていて、他のお客さんがいても十分に距離を保つことができます。

◉楽水の湯は朝5時〜深夜1時まで利用可

◉楽山の湯は朝5時〜深夜0時まで利用可(サウナは午後3時〜深夜0時まで)

・源泉の濃度が高いため、かけ流しと加水・加温のお湯が使用されています。

・お風呂によってお湯の温度が異なり、浴槽の素材も異なるため

 きっとお気に入りのお風呂が見つかります!

・エントランスには非接触型の体温測定器、エレベーターのボタンに抗菌シール、

 お部屋に手指消毒用のスプレーなど感染症対策がさまざまなされていました!

雀のお宿 磯部館

自然に囲まれていて落ち着いた雰囲気の中で
安らげるお宿、磯部館。

ファミリー向けというよりは、「大人のお宿」で
非日常の空間でゆっくりと流れる時間を味わえるお宿です。

建物の周囲には植物がたくさんあり、季節によって異なる顔を楽しむことができます。

また、駅や足湯からも近いため
周囲の散策にも出かけ易い立地です。

磯部館のお風呂は男女1ヶ所ずつ。

階段を降りて、地下道を通ってお風呂に向かいます。

それぞれ内湯1つ、半露天風呂1つ。

洗い場も設置されています。

取材メモ

・お風呂に向かうためのなまこ壁と敷石の地下通路ではタイムスリップしたような感覚を体験できます!

・案内をしてくださったスタッフの方も「私も時々ここのお風呂に入るんです。」

 「家のお風呂と違って体を休めてゆっくり温まれますし、

 お湯の質がいいので、入った後はお肌がやっぱり違います。」と教えてくださいました!

・陽が落ちるとお風呂の表情が変化し、暗くなった浴室にぽわんと灯る暖かい照明が心を落ち着けてくれます。 

・お部屋によっては半露天風呂やヒノキ風呂の付いているお部屋もあり、

 「他の人を気にせずに、好きなタイミングで贅沢にお風呂を楽しめた!」という声を聞けました。

・館内の様々な場所に「雀のお宿」という名前に合わせて雀をモチーフにされた置物などが配置されています。

浴衣や食器、飾りなども少し意識して見て見てください!

桜や作右衛門

たくさんの植物に囲まれた静かなお宿、
季節の変化を楽しめる桜や作右衛門。

メインの通りから一本奥まった場所にあり、
川を見下ろしながらしっとりと寛げるお宿です。

お風呂は男女1ヶ所ずつ。

内湯1つ、露天風呂1つ。

取材メモ

◉内風呂:午後3時~午前10時 利用可能

◉露天風呂:午後3時~夜12時、朝5時~午前10時 利用可能

 ・広々とした露天風呂が印象的です。

 ・解放感の中で長風呂に丁度良いお湯をのんびりと楽しめます。

 ・宿泊されたお客さんからは「露天風呂が最高でした!」との声が多いとのこと!

 ・露天風呂からはもみじなどの植物が見え、季節が感じながら朝も夜も心地の良いお風呂です。

 ・お風呂は時間によって男女入れ替え制となっているため、どちらのお風呂も楽しむことができます。

・日本庭園を囲むような建物のつくりのため、ふと窓の外を見ると綺麗なお庭が目に入り癒されます。

こちらの3館は姉妹館であるため、3館のお風呂を全て回ることのできる湯巡りプランもあります!
※現在は新型コロナウイルス感染症の流行に伴い休止中です。

磯部温泉の「お湯」

いかがでしたか?

群馬県に住んでいる方でも、
「磯部温泉って聞いたことあるけど…」という方が多いのではないでしょうか?

私自身、生まれも育ちも群馬県ですが
磯部温泉がどんなところなのか全く知りませんでした。

前半で紹介した3つのお宿はいずれも客室が10部屋ほどで
お客様との距離がとても近いお宿なので
大切な源泉をかけ流しにして、大切なお客さんに提供することができています。

後半で紹介した3つの姉妹館は、
朝食バイキングを隣のお宿で食べることができるプランもあり
どんなプランにしようかと考える時間も楽しめます。

冒頭にあるように、

磯部温泉のお宿のお湯は同じ源泉から採取される同じお湯です。

しかし、その同じ条件の中で

安心感・気軽さ・資源、お宿の思いによってそれぞれ違った工夫がされていました

お客さんも

プライベートな時間や親密な人との空間を大切にしたい方、

マイペースに快適で開放的な時間を過ごしたい方、

懐かしさと非日常感の中で過ごしたい方、

なんとなく温泉のあるお宿で過ごしたい方、、、

いろんな目的の方がいらっしゃると思います。

なので、もしかしたら、お宿の工夫や心遣い

それを受け取る「お客様」によってそのお湯は少し変化しているかもしれません

あなたはどんな気持ちや言葉、お湯が好きですか?

まだ気付くことのできていない「お湯」に、磯部温泉で触れてみませんか?

この記事を書いた人

株式会社Sunset films

株式会社Sunset films/Black Tree innovation
群馬県にて主に映像制作、HP制作、ブランディング・マーケティング事業などを行なっている。